長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

何を知らないのかを知る


 中学生に初めて山に登ってその魅力にとりつかれ、三十年ほど山に親しんできた。中学、高校、大学とボーイスカウト、シニアスカウト、ローバースカウト(今は知合う呼び方をするらしいが・・)とスカウト活動に力を注いだのも山好きに拍車を掛けたのかもしれない。
 特に百名山を目指す訳でもなく、登りたい山に登ってきたという方が正しいだろう。登山経験を重ねるごとに様々な経験をし、ベテランの様に感じてくるのもこんな頃からだ。
 しかし、安全に登山をし、一般登山道ではなくバリエーションルートを行くようになるにはアルパインライミングの総合技術が必要になってくる。
 ロープ、カラビナ、確保器、ハーネスなとの登攀用具、ピッケル、アイゼン、ビーコンなど使いこなさねばならない専門知識は数限りない。
 ここ数年前から、最新の技術と基本を学んできたが、学べば学ぶほど、自分が何を知らないかを知ることになる。
 過日、登攀訓練を受けた剱岳のバリエーションルートのひとつ源次郎尾根ルートは、自らの技術の無さを痛感する内容だった。
 しかし、成長するには現状を認識することから始まるのだ。何を知らないかを知ることが成長のステップなのである。
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