道は人に通ずる
テレビを観ていてふと思った。日本人はいろいろな事を『道』に昇華させてしまう。
文化面では茶道、華道が言うまでもなく、武道では空手道、柔道、剣道、相撲道をはじめとして、海外からやって来た野球まで野球道としてしまうところが面白い。
それぞれの『道』は、やる事は異なるが、その『道』の行きつく先は、技を極め、礼を重んじ、最後は人間の形成に通じている。
すなわち、『道』は人に通じるのである。手法は違えど、より良き人間の形成を目指すところは、単純に勝った、負けたに重きを置く外国の文化とは一線を画している。
日本人の関われない所でルール改正が行われ、日本の『柔道』が『JUDO』になってしまったように、日本人の元々持っている崇高な価値観が、変わってしまわないよう願いたい。
躾、整理、整頓、清潔、清掃をはじめとする5S活動をそんな視点で見れば、もしかすると、私たちは仕事にまでも『道』を求めているのかも知れない。
私たちの社是、『仕事を通じて豊かな人間性をつくり上げよう』は、まさしく『道』の行く先を示しているように見えるのである。
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