晩秋の入魂式

　日本国内２台目のGFRPモノコック・スーパー・ストラクチャー製の消防団車両が完成し本日入魂式が行われた。
　消防団車両といえばオーソドックスな仕様が多い中で、未来の消防団車両はどうあるべきかを議論し、コンセプトを練り上げ、それを実現する車両を計画した。
　東京都など大きな都市では常備消防が消防力を担うことができるが地方都市、特に小さな市町村では実戦では消防団の存在なくして消防活動に支障をきたすのも事実だ。
　また、昨今の自然災害はこれまで私たちが経験したことのないほどの被害をもたらし、消防団は市民からの付託に応える為の武器も必要になる。
　そんなことを前提に計画されたのが今回の最新鋭の車両だ。分団員の期待に応え市民の安全と安心の一助となることを期待したい。

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