長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

消防人生42年

 金沢市内には1ミリも雪がないが奥能登は雪の世界だ。今日は新年のご挨拶に能登半島を一巡してきた。この時期になると退任の話もちらほらと聞こえてくる。
 消防人生42年といえば、高校を卒業してから一生を通じて消防を勤め上げると言う事だ。昨今、キャリアアップのため、仕事が自分に合わない、人間関係がと転職の理由は様々だ。ひとつの仕事を勤め上げると言うことはその様な様々な問題や困難を乗り越えやり通したと言う事だ。
 自分たちの若いころのこと言えば、もう老害と言われる歳になったが敢えて言えば、仕事がまだまともにできないのに向いているいない等と言うなと言われたことを思い出す。
 仕事は、出来なかったことができるようになる事で自らの成長を感じ、モティベーションが上がる。他人から授けられるものではないのだ。そして、それが天職になるまで仕事をやり続けるからプロになっていく。天職とは巡り合うものではなく自らがつくりだすものだ。
 そして我慢強くやり続ける事で得られるものは、何事にも変えられないほど大きく、自らの中で息づくのである。
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