長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

青空の入魂式

 早朝の、のと里山街道は思ったより空いていた。大雪の影響もほぼ解消されスムーズに奥能登に向かう事が出来た。
 途中、別所岳のあたりは雪が降ったのか路面にシャーベット状の雪が残っていた。能登町には2時間半ほどで到着する事が出来た。
 今回消防車両が納入される地区には、多くの地元の皆さんが集まってこられた。小さな集落に消防車両が納入されることは、大きな行事のひとつだとのこと。
 ピカピカの赤い消防車は子供達にも人気だ。入魂の神事の後、行われた記念放水では、真っ青な空に、真っ白な水柱が吸い込まれていった。
 新型車両はこれまでの経験を踏まえて改良が加えられ素晴らしい性能を誇るが、それを使うのは人だ。訓練にはげみ地域の住民の安心と安全を守って欲しいと町長から激励の言葉が送られた。
 何時もこの瞬間に思う事がある。この消防車の製造に関わった全ての社員の皆さんにこの場を経験して欲しいと思う。私たちの仕事が如何に社会からの期待を背負っているか、そして社会の役に立つ仕事だということに誇りをもてる瞬間なのだから。
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