長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ISO更新審査

 14日、15日とISO9001の更新審査が行なわれた。3年前にISO9001を認証取得し、この3年間運用してきた。
 しかし、サーベランスの度に非重大不適合を指摘されその改善が進まない。何故か?それはマニュアルありきで、できないことをマニュアル化していたということに気づいた。
 ISOをスタートした時、社内全体に『ISOの為のISOにならないように』と言っていたにもかかわらず、ISOが鎧の様にになって、身動きが取れなくなっていた。
 ISOとは難しいものではなく、普段の業務の中にそのまま存在している。要求事項も現在行なっている中にほとんどあるのだが、わざわざ別の形にしてつくってしまう。
 そうすると当然、日頃やっていないことを、無理やり仕組みにする為に、長く続くわけがない。今回、内部監査員研修に社員数名を派遣して初めて、やり方が間違っていることに気づいた。
 よって、今回マニュアルをダイエットさせ、更新審査に望んだ。今回ISO内部監査員の皆さんは本当にがんばって頂いたと思う。
 特に各部門の課長、課長代理のマネージャーの皆さんには深く感謝したい。しかし、いずれにせよ一部のメンバーによるISOでは会社全体に浸透するはずもなく、全員が動かしていくISOにならなければ、本来の活動にはならない。
 取り急ぎ、今、大切なのは、ISOについては、他人任せになっている部長クラスが今一度ISOを認識することが何よりも先決である。
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