長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

現場に近い社長

 もう朝は5時半には明るくなって来ている。冬から春へと季節の移り変わりを感じる。今日はゆっくりと起床し、日課のランニングに出かける。何時もの様に小坂神社から卯辰山の山頂に向かって走り、山頂から稜線を通って鈴見団地へ降りるルートだ。
 途中梅の花がほころび始めていて、『ああ、春が来た』と実感する。車ではなかなか気づかないが自分の足で走る楽しみはこんなところにもある。鈴見団地から石川県青年会館の前を通過し、常盤橋に向かって下りて行く道で前から来た方に『長野さん』と声をかけられ顔を上げると、真柄建設の奥村社長さんだった。
 奥村さんは北國銀行時代から本当にお世話になった方で、最近朝お会いしないのでどうされているかと思っていた矢先で何かとてもご縁を感じる。何時もなら挨拶を交わすだけだが、今日は足を止めて2〜3分立ち話をした。
 とてもお元気そうで、今から真柄建設が工事を請け負っている山側環状道路の高架工事の現場でコンクリート打ちがあるそうで、現場を見に行かれると仰っていた。
 休みの朝に社長自ら現場に出向き作業をご覧になられるということに少々驚いた。以前社員の方が奥村社長は本当によく現場に来れれると言っておられたことを思い出す。
 銀行員から建設会社の社長に転身されご苦労もとても多いと思うが、そんな中で現場に足を運ばれる姿勢はとても素晴らしいことだと思う。私も極力現場には顔を出すように心がけているが、最近は営業の最前線から少々遠ざかっている。
 これまでやっていたことを続けることの大切さを今日は感じた。奥村社長、気づきを頂きありがとうございました。
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