長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

自転車と輪島市研究指定発表会


 昨日からの疲れからか、五時半の目覚ましで起きることが出来ず、六時過ぎにようやくベッドから抜け出す。
 今朝はかなり冷え込んでいるので防寒対策をして家を出発する。森本ICを通過し、二俣から金沢大学角間キャンパスに抜けるルートだ。
 かなり厳しい山岳コースだがいいトレーニングになる。二俣の町を通過するととても紅葉がきれいだった。
 角間キャンパスの坂を登りきると、ロードバイク(自転車)の集団にすれ違う。こちらはMTBを改修したクロスバイクなので大汗をかきながら坂を登るがロードバイクはとても楽そうだ。う〜ん悔しい。
 30kmの道のりだったがいい汗をかいた。朝食の後、輪島市に向かう。輪島市PTA研究指定発表会に出席する為である。

 この時期は毎週行事が続くので大変だが、自分自身の気づきや学びの機会ととらえて頑張ろうと思う。
 発表校は今期を持って学校統合により閉校になる輪島市立南志見中学校PTAの皆さんである。輪島市では過疎化が進み、南志見中学校でも全校あわせて29名の生徒しかいない。
 したがって、運動会も地域の社会体育大会と合同開催をしなくては運動会の体をなさないところまできている。学校統合には当然、保護者や地域の方々の想いや不安もあっただろう。
 自分たちの学び舎が無くなる事に寂しさも感じただろう。しかし、最後は子ども達の視点に立ち決断された南志見中学校の保護者の皆さんや地域の皆さんの勇気に敬意を表したい。
 学校統合が行政の合理化ありきで行われることは、避けなくてはならない。また、そうなれば未来は閉ざされてしまう。あくまでも子ども達の視点に立ち、子ども達がお互いに切磋琢磨し学び合え、競い合える友人が一人でも多くいることが大切な事だと思う。
 今回の南志見中学校PTAの発表は統合に際して、どのような準備をして来たのか非常に工夫された素晴らしい発表だった。
 石川県教育委員会には書類上で物事を判断するのではなく、現場へ足を運び各市町P連合会がどのような活動を行っているのか肌で感じて欲しい。
 『三現主義』は何よりも正しい判断基準を与えてくれるのである。
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