長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

コンセプトをつくり込む

 ものづくりは大きくは二つに分かれると考えている。
 ひとつはコンセプトづくりである。目的は何か、それを実現させる事で、どんな問題を解決できるのか。それは、私たちの理念にあっているのか。これが最も大切であり、十分に時間をかけるべき部分なのだ。
 そして、それを実現する為の手法だ。どの様につくるか、どんなマテリアルでつくるか、目的は達成できるか、を議論しなければならない。
 先ずは、コンセプトをつくり込む事で、ぶれないものづくりが可能になる。実際に、ものづくりを行う時、技術的に迷路にはまると、ついついコンセプトを横に置いていまう事が少なくないものだ。
 その結果、出来たものが妥協の産物になってしまうのである。それが納得できないにも拘らず、そうなった言い訳を理路整然と考えてしまいがちだ。
 目的は達成できたか、それが価値判断基準であり、言い訳が私たちを成長させる事はないのである。
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