長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

残心・・その3

 残心について考え始めると、日常や仕事上、繋がる事が沢山ある事に気づく。例えば、メモである。
 お客様からお電話を頂き、担当者が不在の時はメモを残す事になるが、その連絡が緊急性が高いものなのかどうかを判断せずに、メモだけを残してある事が少なくない。
 電話を受けた人間は、それで仕事が終わっているつもりでも、実は仕事は終わってはいない。担当者に連絡がとれ、その用件が終了して初めて、電話を受けたという仕事が、終わった事になる。
 メモを残す事は、残さないより良いに決まっているが、それが緊急性があるのか、お客様が何を求めているのかを十分に理解し、配慮した対応をとる必要がある。
 先を、考えた行動をとる事も残心なのである。私たちは日常の様々な場面で残心をとる事で、円滑にコミュニケーションをはかる事が出来る。
 武士道精神は、日本人の日常生活の中で息づいている。
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