冬の爆弾低気圧

　未明から発達した、低気圧がひとつになって、大型の爆弾低気圧に発達した。
　今日から、東京へ出かける予定で、昨夜からの天気予報に聞き入っていたが、かなりまずそうな雰囲気である。
　北陸線はすでに、運休を決めているし、さらに、風雪に弱い航空機はどうなるのだろうとハラハラしたが、結局、小松発東京行きのフライトは問題なく運行したのだった。
　思ったより雪が少なかったが、風は恐ろしく強く、高速道路ではハンドルを取られて蛇行してしまったのに、思った以上に航空機は風に強いのだと思ったのである。
　東京は、北陸とは全く正反対のお天気で、雲ひとつない冬晴れだった。
　やはり、経済活動ひとつにしても、北陸の天候は大きなハンディになるな、と思ったのである。
　ただ、どんよりとした曇り空で、毎日を過ごす北陸人の粘強さは、凄いなと思うのであった。

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