長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

仕事に合わせる

 この時期は大学生、高専生の就職活動の時期だ。経済的には厳しい時代であることに間違いは無いが、企業が成長する為には、そして100年先にも存在する為には新たな人財が不可欠である。
 企業の成長はイコール人の成長に他ならない。必要以上、人員が減員する事はある意味では組織の弱体化を招く。企業においては人材が人財に成長できるよう努力を惜しまないつもりだ。
 人が仕事を通じて豊かな人間性を身に付け、成長することが社会貢献そのものだと思う。
 これから、社会に出る学生の皆さんには、目先だけを見ることなく、仕事の広がりを見て欲しいと願う。自分が『何をやりたいか』も大切だが、社会に貢献するには何をしなくてはならないかという視点もさらに大切だ。
 当然、企業に入れば自分のやりたい事だけできるはずが無い。しかし、その自分がやりたい事以外の仕事に挑戦し、成し遂げる事で将来自分自身に深みが増すのである。社会に出て経験した仕事に無駄なことはなくすべてに意味を持ち、将来の自分の成長に役立つことは間違いの無い事実なのだ。
 したがって、自分のやりたい事だけを前面に出さず、与えられた仕事を全力でやり遂げる努力をして欲しい。『仕事が合わないのではなく、仕事に合わせる』のだ。
 様々な視点で物事を見る事ができる様になった時、自分のやりたかった事ができるようになった自分に気づくだろう。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ