長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

経験値と理論値


 現場での経験値を蓄積する事は、多くの引き出しを持つ事になり、様々な場面での対応を可能にする。
 しかし、経験値だけでは図れないものも出現する事は少なくない。なぜなら、経験値とは多くのファクターが複雑に絡み合った結果でしかないからだ。
 したがって、良く似た場面でも、結果が大きく異なる事があるのも理解できるはずだ。こんな時、経験値を理論付けてくれるのが、理論値である。
 今日は、石川県消防学校で県内の分団員の機関員研修会が開催された。私たちは、講師として参加する事となった。消防活動の現場は非常に複雑だが、機関運用の原理原則は変わらないのである。
 何故そうなるのかを、理論立てて理解する事で、経験値をさらに確実なものとする事が出来るのだ。
 私たちは、消防ポンプメーカーとして、単に消防車両だけっを供給するのではなく、使用方法のノウハウや流体力学から消防活動を紐解くなど、ハードとソフトを両輪として、提供していく事がとても大切な事だと理解している。
 それを、具現化できるよう全力で努力して行きたい。
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