長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

好きこそものの上手なれ

 昔から、どんな事でも、好きなものは一生懸命頑張るから上達すると言われている。
 消防車両を計画する場合でも、それが好きで好きでたまらない事なら、様々な事例を研究し、さらには、現場の声を計画の十分に取り入れれば、とても使いやすいそれになる。
 そう、画一的なものを製造するのではなく、お客様のご要望に応じて消防車両を専用設計する事が私たちの存在価値なのである。
 現在、製造中の車両は、ある消防局の整備担当者によって緻密に計画、理論武装されており、二日に一度はその進行状況を見に来られる。
 驚くほど、熱心であり消防車両に対する並々ならぬ、強熱を感じる。良い消防車両とは、堅牢であり、現場でストレスなく使うことができるものだと仰る。
 多分、この経験をさらに生かして次の車両づくりにフィードバックして行かれるのだと思う。私たちもものづくりの企業として、この姿勢を見習い、より良い消防車両の製造に邁進したいと強く思った。
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