環境負荷を減らす

　環境マネジメントシステムISO14001は、ものづくりの企業として取り組む必要を感じていた。環境に負荷を与えながら私たちは、ものづくりを行なっている事実がある。
　環境に責任を持つことは、地球を守ることにつながり、ひいてはお客様を守ることに繋がる。
　水や使用電力を節減することも環境に配慮することに繋がるが、部分的なことではなく、消防車づくりそのものが環境の負荷を減らすことに繋がれば良いと考えている。
　例えば、昨年から市場へ導入を始めたALPASシステムは、有機溶剤塗料による塗装面積を在来工法に比べ４０％以上削減することができる。
　また、ALPASシステムは、溶接構造ではないので、それに必要な電気消費量やCO2の発生を抑制することも可能だ。さらに製造工数も在来工法の４０％で可能となるのだ。
　すなわち、ALPASを製造すればするほど従来工法に比べ、環境に対する負荷を減らすことができるのである。
　環境責任を果たす。これは我々に課せられた、責任を果たすという権利の行使であり、挑戦すべきことの一つなのである。

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