長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

adizero CS

 今日は本当に久しぶりに一日お休みを取ることができた。最近、北陸特有の天候のせいで、趣味のジョギングもなかなか出かけることができない。そこでフイットネスクラブへ出かけた。
 先ずは、軽くウォーミングアップの後、トレッドミル(ランニングマシーンのこと)に8%の傾斜率で6.5km毎時でウォーキングを開始。
 約1kmをウォーキングした後、そのままの傾斜率を保ったまま、8km毎時で1kmジョギングを行う。
 8%の傾斜率でのジョギングはかなりキツイ。その後傾斜率を1%まで落とし、11キロ毎時(5.5分/キロ)で7kmを走りこんだ。(本日の走行距離9km)
 トレッドミルは景色が変わらず、単調なのでまち中を走っていたほうがいいなと思い、どんより曇った空を恨めしく思う。

 私の足は日本人特有の甲高、幅広なのでこれまではNikiやAdidasは足が締め付けられる感じが強く、もっぱらミズノを愛用してきた。
 ある時、大型スポーツ用品店の店頭でadizeroの販促を行っていて、足入れをしてみると割と具合が良く、早速試してみることにした。
 先ず感じたことは非常に軽いということだ。また、これまで海外メーカーにありがちな、足の締め付け感が無く、具合が良い。
 聞くところによるとこれまでは日本で販売する物なのに日本人のラスト(足型)を使っていなかった様だ。人の足は特に『国』『民族』というくくりで考えると、形状がかなり違うと思う。
 それに無理やり合わせる方が無理がある。確かにひとつのラストで大量生産すればコスト的に有利になることは間違いない。
 しかし、ランニングシューズは人が快適に走ることができるようにつくられるのが目的であるのに、そこにつくり手の都合が優先されるのはどうなのだろう。
 私たちが生業としている仕事でも、私たちが住む、南北に長い日本では海岸線、山岳地帯、降雪地域、温暖気候、市街地、狭隘な地域等非常に多くの地域の特性を持っている。
 消防戦術もそれに応じたものである。とすれば、使う消防車に求められる細かい装備、構造も異なってくる。
 そこに、細かく消防車の構造をフィットさせることは、マラソン選手のシューズを、その人の足にピタリ合わせる『それ』と同じであると思っている。
 私たちがつくる消防車は何故お客様から高い評価を頂けるのか。そこには私たちの気概とお客様への思いやりが込められているからだと信じたい。
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