長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

具体的な計画が結果を生む

 先日発表した三ヵ年計画から、各部門はその実行の為に年度の部門計画を策定し、部門メンバーはそれを基に具体的な個人の計画を立てる。
 今朝、若手のメンバーが成果責任表をつくっていたので、ちらりと見てみると内容が定量化されておらず、『これは具体的にどの様な行動をするの?』と質問すると、答えに困っていた。
 実際に実行するにはどうすればよいか、先ずはストーリーを描く必要がある。そのために準備すべきものは何か。現状認識をしっかりと行なっているか。
 『○○の強化』と書き記しても、強化とはどの様なことを、どう行なうのかを明確にしなくては実行ベースにはのらない。
 この様な基本的なことができていないのに大きな事を成し遂げることは難しい。先ずは当たり前のことを当たり前に準備すること。そして綿密に計画を練ること。個人では出来ないことを部門全体で成し遂げる為の共通認識を持つこと。
 これらはどれをとっても特別なことではないのである。私たちが反省をしなくてはならないとしたら、この様なことをしっかりと指導してこなかったことに尽きる。
 方針だけを示し、数字しか見てこなかったこれまでがある。定量的なことと、定性的なことは両輪でどちらも欠けてはならないのである。
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