長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

坂の上の雲

 今朝外の雨音で目が覚める。今日は横浜で業界の委員会が開催される為小松空港へ向かう。途中、かなり風が強くフライトが欠航にならないかハラハラした。
 強風で出発が15分ほど遅れたが無事、羽田空港に到着した。東京は金沢とは打って変わって本当に良い天気である。この天候だけでやる気が出てくる。
 途中、駅のホームでNHKのドラマ『坂の上の雲』の看板を幾度か目にした。
 明治維新から三十八年後の二月に日露戦争が勃発し、東郷平八郎が率いる日本帝国海軍はロシア帝国バルチック艦隊を破り日露戦争に勝利する。
 ちょんまげと刀の時代からわずか三十八年後の事である。明治維新から以後の日本の近代化には恐るべきものがあった。
 しかし、そこには多くの日本人が食うや食わずで努力した事実がある。当時の日本は国の方向性を明確に示した。だからこそ国民はその方向に努力する事が出来たのだと思う。
 会社でも全く同じだ。会社のグランドデザインを描き、社員の皆さんに会社の進むべき方向を明確に示す事が大切だ。国もまた然りだ。今最も大切なのは日本国のグランドデザインを描き、国民にそれを示す事だ。
 私たちはこれまで先人がつくり上げてきた資産を食いつぶしているように思えてならない。今、時代が大きく変わろうとしている。その変化を敏感にとらえ自ら足を前に向けて行かなくてはならない。
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