長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

山頂へのルートはひとつではない

 技術開発は失敗の連続である。自分がこれ、と思った方法でトライしてもうまくいかない事の方が多いものだ。
 それは、自分の想定しきれなかったファクターが隠れているからだ。当然、これまでやってきた事を無にするのは惜しい気持ちも理解できる。
 次の手は想定しきれなかったファクターを潰す事で目的を達成できるはずだと考えるだろう。しかし、複雑に絡み合う問題点を大局的に見なければ、こちらを立てると、あちらが立たずとなりかねない。
 集中して思考を巡らせるあまり、近視眼的になり目的が見えなくなる事も少なくないものだ。何故それをやるのか考えよう。
 山頂へのルートはひとつではない。思い切って全く別のアプローチをしてみる事だ。価値判断基準は目的の達成である。手法は工夫次第で必ず見つかる。どうすれば出来るかを考えよう。
 私たちは必ず乗り越える事ができると信じよう。
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