56回目の誕生日

　気づけば56年の月日を積み重ねてきた。
　歳は撮るものではなく、積み重ねるものだと言われるが、さて自分は積み重ねることができたのだろうか。
　二十歳の時56歳の大人を見ると遠い未来のことで自分自身に起きる事だとは思いもしなかった。目の前の時代を、そしてその年代を一生懸命生きてきたことだけが事実として記憶に刻まれてきた。
　多くの経験やそれに伴う知識は身についたが、気持ちは二十歳の当時とはあまり変わらないように思う。人生は思ったより長くない。そして、身体が動き気力がみなぎる期間となればもっと短いだろう。
　一般的に言えばあと4年で定年を迎える歳だ。さて、これからもうひと仕事！やることはまだまだある。

↑ポチっと押して頂ければ幸いです