長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

苦進楽慎

←(Kentucky Fried Chikin 壁紙より)
 12月の声を聞くと、クリスチャンでは無いけれど、ワクワクするのは私だけでは無いだろう。
 私にとって、クリスマスといえば定番なのが、ケンタッキーフライドチキンである。
 東京で仕事をしている時は、お昼の時間に良く頂いた。あのジューシーなフライドチキンは何故か突然食べたくなる。
 ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネルサンダースは65歳でケンタッキーフライドチキンの事業を始めた。
 その25年前の1930年、カーネルサンダースは40歳の年に、ビーコンのガソリンスタンドの物置を改造し、ガソリンを入れるお客様のために『サンダースカフェ』をオープンする。スタンドはサービスの良さで、カフェは味で評判になった。
 しかし、新たなハイウエーが建設されたことにより、人と車の流れが大きく変わり、カーネルサンダースは店を手放す。彼に残ったものはフライドチキンのレシピだけであった。
 カーネルはそのフライドチキンのレシピを教える代わりに売れたチキン一羽に付き、5セントを受け取るという、今のケンタッキーフライドチキンのFC事業を始め、車でアメリカ全土を回りながら8年で600店舗のFCをつくりあげた。
 先日、お客様でもあり、JC(青年会議所)時代の大先輩でもある、経営者が弊社にお越しになられた。
 その時、語られた『苦進楽慎』という言葉は私の心に深く刻まれた。苦しいときは努力して進め。未来の為に進むことができる者が発展する。事業が楽なときは慎め。本業を忘れて屏風を広げすぎると倒れる。
 カーネルサンダースは幾多の困難を乗り越え未来に向けて足を踏み出した。
 私達が今すべきことは何なのか。私達はどこへ進んでいくのか。私達は今、大きな岐路に立っている。今後の会社のグランドデザインを描き、夢を語り、その方法を示す。
 全ては私のコミットメントから始まる。
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