長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ISOの更新審査がやってくる。

 ISO9001の認証取得後、初めての更新審査が7月に行なわれる。この3年間で仕事がISOの仕組みの中で動いてきたのだろうか。
 例にもれず、最初はISOとは分厚いマニュアルを作成し、その仕組みを業務に無理やり合わせて進めていくものと思い込んでいた。
 よって、分厚いマニュアルが出来上がったわけであるが、実際の業務にあっていないマニュアル通りにISOの仕組みの中で業務は動くわけが無い。
 途中でこれに気づき、マニュアルの改訂を行なってきたが、今回の更新審査を機会にマニュアルのスリム化を行なうことにした。
 ともかく、実際の業務の通りにマニュアルを作成すればよいのである。当然ISOには要求事項があるが、それも実際の業務の中で十分に達成できる。
 ISOは品質管理の世界共通のルールであるが、実は企業経営のルールなのである。だから、通常の企業活動の中で顧客満足度の向上を目指し、業務を効率化し、経営の方向付けを行い、企業体質を強化していく手法なのである。
 ISOを取得したことにより『あれができなくなった』『これができなくなった』というのは完璧に方向性が間違っている。
 お客様にさらに良いサービスを提供し、それと共に企業が発展していくことがISO取得の効果でなくてはならない。
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