長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

入魂式

 朝5時半に起床し、輪島市門前町へ向かう。今日は輪島市消防団七浦分団の入魂式が行なわれる。
 山側環状を通って白尾インターから能登有料道路にアクセスする。途中、かほく市でかほくフォーラスが見えてきた。巨大だ。最近、フォーラスの出店攻勢は止まらない。
 地元の小売店への影響が心配である。特に食料品は地元の問屋を通さず、中央から直接、仕入れがされると聞く。地元との共生も必要なのではないだろうか。

 さて、輪島市門前町へ到着すると、一足先に来て、取り扱いをしてくれていた、道上取締役が戻ってきた。
 バトンタッチをして入魂式に臨む。最近は神事が宗教に係わるとして、神事を行なわなくなった地域も出てきた。
 私は日本古来の文化だと思う。こんなことをいちいち細かく言うのは個人的にはおかしいと考えている。

 新しい消防車両が入った車庫の横にはこれまで十七年にわたってこの地域を守ってきたBD-1型の消防車が置かれていた。車体は十七年も経過しているのに、手入れが良く行き届いている。
 最近では見なくなった真鍮にメッキが施された町野金具が磨き上げられてピカピカだった。本当に十七年間、海の側の環境の悪い中で綺麗に使っていて頂けたことはとても嬉しかった。

 入魂式の後海岸線の防火水槽まで移動して、記念放水を行なった七浦地区の住民の皆さんが沢山集まってこられて記念放水をご覧頂いた。
 装備されている、高真空度真空ポンプが作動し、あっという間に吸水操作が終了すると、周りから『はやいなぁ〜』と言う声が上がった。
 この地区はこれからの時期海風が強く、いつも15m〜20m近くの風が吹くそうである。今日もあっという間に放水した水が風に流され、びしょびしょになってしまった。
 住民の皆さんの頼もしいね。と言う声が何よりも嬉しく思った。
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