長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

工夫をしているか

 仕事は『ルーチン』の中で処理できればこんなに楽なことは無い。『ルーチン』で処理することに適した仕事とそうでない仕事があるはずだ。
 特に経理の仕事は『ルーチン』で処理するには向いているが、その中にも工夫が必要だ。定型業務と捉えてしまうと工夫が無い様に見えるがこの手順でよいか、もっと良いやり方が無いか、常に考え改善することが大切だ。
 製造部門では結果だけを見ていると、問題点に気づかないことが多々ある。現場の作業員がその技量、経験、そして現場の判断で小さな設計上のミス等を解決してしまう。すると、結果には見えてこない為設計部門はこれで良いと思ってしまう。
 現場ではタイトな時間の中で作業を行っている為、声をかけるのも忍びないが話を聞きだしてみると、思ってもみない答えが返ってくる時がある。現場で臨機応変に修正してくれるから、工程が遅れず仕事が進んでいるのかもしれないが、それをそのまま放置すれば来年も同じ間違いを繰り返してしまうことになりかねない。
 自分が気づいた修正点は図面に書き込み、『報・連・相』をしっかり行って欲しい。面倒かもしれないがその積み重ねが、多くの情報を記録に残し、フィードバックされ自分達の仕事の効率を向上させ、最終的にはお客様に高品質で使いやすい消防車両を提供することが出来るのである。
 長野ポンプの全ての部門は仕事のやり方を一度点検し、これで良いのかと問うて頂きたい。
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