無理は禁物。

　先週の水曜日、起床すると外気温はマイナス２℃だったが、もう習慣化してしまった朝のランニングへ出かけないとなんだか気持ちが悪く、ちょっと無理して出かけてしまったのが運のつきだった。
　濡れている様に見える場所は完全に凍結していた。これはまずいな、と思いながらも十分に注意して走る。卯辰山の上りは濡れているように見えるところに足を乗せると、ことごとくスリップする。
　慎重に山頂まで上り、山頂から天神橋に向けて下る。丁度、六角堂の辺りのコーナーを回り込もうとした時、不用意に凍結した部分に足を乗せてしまった。
　とたんにスリップしバランスを崩したので、転倒しないように踏ん張った瞬間、『ブチッ』という音が脹脛から聞こえたと思ったら、走れなくなってしまった。
　完全に肉離れの症状だ。ゆっくりと歩いて帰ったが。とても痛い。やはり無理は禁物だ。自分はいつまでも若いつもりでも確実に老化している。
　また、日頃から走っているので少々油断した感もあった。何時もなら入念にストレッチを行なうのだが、起床した時間が少々遅く、早々に出発したのがまずかった。
　ミスや事故はちょっとした油断から起こる。だが、よくよく考えてみれば、起こるべくして起こっているのである。特に慣れた仕事は注意が必要だ。これを機会に仕事を点検してみるとしよう。
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