こんな時こそ品質を売ろう

　最近来社されるお客様や経営者の方々とお話させて頂くと『景気が良くないですね〜』が挨拶のようになっている。
　人間は面白いもので毎日繰り返していることが潜在意識に繰り込まれて行き、最後は自分が言っている通りになってくるものである。
　したがって発言はなるべくポジティブな発言をするように心がけたいものだ。特にリーダーは常にポジティブに思考と行動を心がけよう。
　業況が良くなくなると、経費節減は当然のごとく実行することになるわけだが、ここで注意すべきはコストを落とすことが『品質』の低下にならないように十分に心がけて行きたい。
　『品質』とは品物だけではない。目に見えないサービスにも当然『品質』は存在する。こんな時だからこそお客様の視点で『品質』の向上に努めて行きたいと思う。
　業況の悪化から来るコスト削減はお客様の視点を見失うことが少なくない。その瞬間は利益を確保できるかも知れない。
　しかし、大局的に見れは必ずしっぺ返しはやって来る。お客様を無視した事業などありえないからだ。私たちはこんな時代だからこそ『品質』を重視し、今一度、お客様の視点で仕事をしているか総点検する必要があると思う。
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