長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

馬鹿みたいなやる気を買う

 今日、弊社の経営戦略室室長と打合せをしていると先日、福井県で開催されたあるセミナーの講師に元マラソンランナーの有森裕子さんが来られていたそうだ。
 その講演の中で有森さんは『当時全く無名の自分を小出監督が何故選んでくれたのかと言うと、自分自身の『馬鹿みたいなやる気を買ってくれた』と仰っていたそうだ。
 小出監督はどんなに能力に優れた選手がいても、最後はやる気のある選手を選ぶそうである。そして、有森裕子さんは頑張ると言う言葉がとても好きなのだそうだ。
 49.195kmの距離の中で辛く苦しい時は必ずある。しかし、沿道から『有森頑張れ!』という言葉を聞くと自然に背中を押されるそうである。
 確かに、私たちも新入社員の面接や中途入社の方の面接で採用する基準のひとつに私達の企業の価値観に合うこと、そして、その人物のやる気を必ず見る。どんなに優れた経歴でもやる気がなければ伸び代がない。
 すなわち、すでに限界に近いと考える。私たちは伸びる大きな因子は『やる気』と『素直さ』だと常々思っている。マラソンも仕事も必ず辛い時があるものだ。そこを乗越えた時に次が見えてくる。
 自分に合わないからと言って仕事を変える人をたまに見かけるが、世の中そううまくは行かない。今の仕事を頑張れなければ次もやはり、別の合わない理由が顔を出す。
 『馬鹿みたいなやる気』が今の問題を解決してくれるかも知れない。
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