長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

報告は鵜呑みにしてはならない

 マネージャーならば仕事上の報告を受けることは少なくないはずだ。報告を受ける時、報告そのものを鵜呑みにしてはならない。
 基本的に都合の悪い情報は上がって来にくいと考えておく必要がある。『先日、指示した物件を訪問したの?』『はい。しました』という会話の中で、先ず、おかしなことに気づかないといけない。
 すでに訪問をしているなら、即座に上司に報告していなくてはならないのだが、上司から尋ねられてから報告するのでは順番が逆だ。
 訪問するだけなら誰でも出来る。大切な事は上司がどのような結果を求めていたのかを良く理解しておかなくてはならない。
 それを理解している場合の報告と理解しないで行動した場合の報告は結果がまるで違うのである。また、その結果はどうだったのか、どの様なアプローチをしたのか、その時相手はどの様な反応を示したのか。
 そこまで報告を求めて欲しい。反対に与えた仕事の結果が全くでない場合は『しょうがないな。努力が足りないんじゃないの。』というレベルではなく、『何かがおかしい』と思っているだろうか。
 殆どの場合、報告と結果だけを聞いて、仕事が終わったと思っている場合の方が多いのだ。マネージャーはグループのメンバーの行動にもっと感心を持って欲しい。先ずは自分の姿勢を変えることから始めれば結果は必ず付いてくるものである。
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