長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

教師とは素晴らし仕事だと思う

 埼玉県で教師が保護者を訴えるという残念な問題が発生している。詳しい事はマスコミの報道だけなので良く分からない。特にテレビなどは放映の時間制限からか、全体を報道することができない。
 したがって一部しか報道されない為、その一部が全ての様に捉えてはならないと私は日頃から考えている。しかし、往々にしてそれが全てと勘違いしやすいのも事実だ。
 何れにせよ、今回の事は子供たちにとって不幸な事だと思う。部分的ではあるが報道を聞いていると、その根本がお互いに『原因他人論』である様に思う。
 保護者は教師が悪いと言い、教師は保護者が悪いという。この状況からは何も解決する事は出来ない。先ずは『原因自分論』で考える事だ。
 そして、子供の事を一番に考えて欲しい。今回は学校の対応にも問題がある。ここまで発展する前に他の解決手段があったはずだ。モンスターペアレントに負けない様にこの様な対応をした、という報道が本当に事実なら問題解決能力が欠如し、価値判断基準が狂っている。
 今日は午前中、新採用の先生の研修会の講師として、お話しさせていただく機会を戴いた。新任の教師の皆さんは自分達が保護者からどう見られているかを気にされている方が少なくないようだ。
 教師というのは聖職であり、人を育てるという最も尊い職業のひとつだと思う。そして、それを自らが目指し、教師になる事を実現できた方々だ。もっと自信を持って欲しい。
 毎年成人式に当時の担任の先生が参加され、新成人から『先生・・』と呼ばれている姿を見ると教師とは素晴らしい仕事だといつも思うのである。
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