長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

思うと繋がりが浮かび上がる

 まだ、人生を語れるほど経験も少ないし、世界というより日本国内の事ですら良く分かっていないが、何か世の中にはひとつの法則のようなものがある気がしてならない。
 やって来た事が全てうまくいった訳ではないし、上手くいかなかった事の方が多い。しかし上手くいった事にはひとつのパターンがある様に思う。
 先ずは上手くいった事は、思った事を間違いなく人に話している。今度こんな事をしたい、こんなものをつくりたい、こんな風になったらおもしろいと思う、と人に語っているのだ。『それ面白いね・・』『それは難しんではない・・』など、確かに人によっては様々な反応はある。
 多分、難しいと思えば一生そこには到達しないのだろう。やってみたい、こうなりたいと思うからこそ、それに向かって動き出すのだ。
 そして、人に語る事でその実現に協力してくれる『ひと』が現れる。これは不思議なものだ。良く考えてみると日本中、いや世界中の人たちと実は全て繋がっているのだと思う。その繋がりは表面化しておらず、ひとつのきっかけでその部分に関係している繋がりが表面に浮かびあがってくる。
 昨年、ある事業をやりたい、こんな事が出来たらいいな、と思ったことがきっかけで膨大な人のつながりが浮かび上がって来た。それは日本国内だけではなく海外においてもだ。
 その一人ひとりがその実現の為に役割を持っており、有機的に繋がっている。今回の事業はその人たち、誰か一人がかけてここまで来る事はなかっただろう。
 そして、何時も自分の能力なさを思い知り、もっとこうなりたいと思う機会にもなっている。人間の成長は人との係わりの中で初めて成し遂げられる。
 ビジネス書ではやりたい事を強くイメージせよとよく書かれているが、幾らそうしても人に伝わらなければ実現は難しい。情熱を持って人に語ろう。必ずそれは動き出すに違いない。
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