長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

いきなり国防軍は・・表現に注意!

 ブログには政治的な事は記さない様にしているが、今回の衆議院議員選挙の争点のひとつとして、自民党の安部総裁が発言した『国防軍』についてはいささか心配してる。
 これまでも、一貫して現在の自衛隊法の整備と憲法9条の改正については必要であると申し上げてきた。それは現在の法律では世界の中の日本という位置づけを考えた時、全く実情に合わなくなってきているからである。
 したがって、安部総裁の言う国防軍についても賛成の立場であるが、心配なのは『国防軍』という言葉だけがクローズアップされ、意図とは別に捻じ曲がった方向に報道されてしまう事である。
 今回は呼び名は『自衛隊』であろうと 『国防軍』であろうと、どちらでも良く、どのようなかたちにするかが議論の対象であって、『国防軍』にするか否かの議論ではないと思う。
 呼び名が『自衛隊』であっても、世界の中の日本の『自衛隊』として活動できれば良いのである。日本の戦後教育は連合軍によって行われたWGIP(ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム)により、大きく捻じ曲がってしまった。
 軍隊を持つ事にアレルギーを感じる国民が少なくないのも、少なくともそれが原因のひとつだと思う。(あくまでも私見だが・・)
 何れにせよ、このタイミングで言葉が独り歩きする様な発言には注意した方が良いように思うのは私だけではないと思う。
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