長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ALPASの可能性

 私たちが、国内で初めて実用化した消防車両の超軽量化技術、ALPAS(アルミ・パネル・ストラクチャー)システムは、3tベースシャシに1500Lの水槽の積載を可能にした。
 糸魚川の大火は、狭隘な地域での5.5t級中型車両の運用の難しさを露呈させた。これまで、1500Lの積載水は5.5t級のシャシが必要だった。
 しかし、ホイールベースが3750mmの5.5t級中型シャシは、ホイールベースが2800mmの3t級シャシに比べると1000mm近くも長くなる為小回りが効きにくい。
 3t級シャシに1500Lの水を積水できるということは、狭隘地での火点直近車としての運用を可能にしたことに他ならない。
 これは、これまでの消防戦術に大きな変革の可能性を与えることになる。今日、奥能登地域をご挨拶に伺った時、大きな話題に上がった。しかし、まだまだ正確にALPASの情報を伝えきっていない。
 私たちは、ALPASで何ができるのかを丁寧に説明し、ALPASの可能性を多くのお客様に知って頂きたいと思う。
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