山岳事故に思う その2
27日、栃木県那須町のスキー場で発生した雪崩事故は大きくマスコミの報道に取り上げられている。
しかし、今回の事故も印象操作によって少々曲がって伝わってきているように思う。
先ずは、登山計画書だが、今回は登山ではなく春山研修会だということだ。全く登山とは別物だ。
また、アバランチビーコンの所持の有無も、元々高校生による春山研修会なので、雪崩の起きる場所を想定していない。今回は、結果として発生した雪崩により尊い命が犠牲となった。
今回の問題の本質は、なだれの発生しやすい場所で春山研修会を行なった判断ミスであって、アバランチビーコンを持っていなかったことではないのだ。
残された、肉親の悲しみはいかばかりのことか。ある、生徒の父親が学校側に責任を問わないと発言していたことがさらに悲しみを誘った。
今後は、十分な調査、計画と慎重な実行が求められる。命を落とされた皆様に心から哀悼の意を表したい。
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