長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

無理したらあかん・・


 この土曜、日曜日は思った以上に気温が上がった。
 北アルプスの真ん中あたりに位置する五竜岳は、ゴンドラで登山口のアルプス平までアクセスできる為、比較的登りやすい山である。(当然季節によるが・・)
 コースタイムは、登りはアルプス平から五竜岳山頂まで6時間20分の工程だ。
 また、帰りは、五竜岳山頂から、アルプス平まで4時間30分の工程である。上昇、下降でトータル10時間50分のコースタイムとなる。
 ゴンドラは、取り付きのアルプス平に8時31分なので、コースタイムで考えると、日帰りは難しい事になる。
 今回、それを承知で五竜岳の日帰りを計画し実行した。
 出発は8時40分アルプス平駅である。実際のコースタイムは山頂まで4時間10分で歩いた。
 しかし、当日の気温がここまで上昇するとは想像外だった。西遠見山までの登りでオーバーペースが祟り、大汗をかく事になる。血中のカルシウム、カリウムを大量に失い脱水症状の兆候が・・・
 西遠見山から山荘まで一気にペースダウン。なんとか山頂にたどり着くも、山荘に下降した時間が一時を過ぎていた。ここで塩分とエネルギーを補給するためにうどんを頂く。
 これがさらに時間を圧迫し、帰りのゴンドラの時間に間に合わないかもしれなかった。
 山荘を出発したのが1時50分、最終のゴンドラが4時30分なので、2時間40分で下降しなければ間に合わない。これがさらに無理をしてしまい、脱水症状により脚が痙攣してしまったのである。こうなるとペースが上がらない。
 なんども痙攣を繰り返しながら、駅に向かうが、アルプス平に到着したのは4時30分ジャスト。しかしアルプス平からとおみの駅へのゴンドラは終了してしまっていた。
 いずれにせよ、自分の力を過信したのが大きな過ちだった。確かに行動時間は7時間20分だったが、あまりにも無謀だった。雪山ではないからという過信が今回の結果を招いた。
 低山でも高山でも山は山。しっかりと計画し、装備も整えることが大切、と教えられたのに面目なしである。反省・・・
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