長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

一日のできごと

 今日は朝、いつもより少し早くおき、準備を始めた。今年度納車させて頂いた分団の更新車両の引渡し式に出席する為である。市長から団長、団長から各分団長へ消防の象徴である筒先を渡され、引渡し式は終了した。

 その後、場所を十社大神に移して各分団の入魂式がとり行われた。十社大神は伊勢神宮末社として、応永七年(1400年)に鎮座されたもので、非常に歴史のある神社である。
 当然、火の気の無い拝殿で厳かに神事がとり行われたが非常に寒かった。神事の後、皆さんで新消防車の前で記念撮影を行い無事、入魂式は終了した。
 帰りに、弊社富山営業所が近かったので、寄ってみる。先日、入社された、井之上君がCADの前で神妙な顔つきで、OJTに取り組んでいた。アシスタントの長尾さんもいつもありがとう。
 お昼になったので、営業所の面々と『元祖富山ブラック』を食べに行く。富山ブラックはもともと、体を使う労働者の為に、先代が濃い味付けのラーメンを開発したのが始まりで、スープは真っ黒で非常塩っ辛い。
 だからご飯と一緒に食べるのが正しい。食べ終わったとはとても喉が渇くが、突然また食べたくなる不思議な味である。
 その後金沢に戻り、夕方から金沢ロータリークラブの夜間例会並びに『節分の会』に参加する。今年は五名のメンバーが年男である。

 神事が厳かにとり行われ、その後年男により『鬼は外、福は内』の掛け声で豆まきが行われた。神事には交換留学生が参加されていたが、留学生の目にはきっと奇妙に映ったのではないだろうか。
 その後の懇親会ではご祝儀として、古今亭 志ん輔さんによる古典落語が披露された。実は落語を生で見るのは二回目で、日本の古きよき文化を再確認した。

 また、西の芸子による。江戸の端唄のひとつ『梅は咲いたか』が披露された。
 一度金沢の文化に社員一同触れる機会がつくれれば良いのにと思う。
 金沢にはすばらしい伝統文化があるが、一般の市民の目には少々触れにくいきがする。
 敷居が高いと言うのもひとつの原因かも知れないが、多くの市民に親しまれて初めて未来に継承されていくのではないだろうか。
 今日はコミュニケーションの大切さを再確認した一日であった。また、私が様々な会に参加でき、多くの経営者と友情を深めることができるのも、遅くまでがんばってくれている社員の皆さんのお陰である。ありがとう。
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