長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

お気に入り【その18】機械式時計


 私が日頃愛用している時計は機械式である。私達が丁度高校生の頃、水晶発信(クォーツ)時計がとてもはやっていたと思う。
 高校に入学した時に叔父さんに入学祝にSEIKOのクォーツ時計を頂いた。
 月差が一分前後だったと思うがとても正確で、秒針が一秒ごとに止まるのが目新しく嬉しくて、寝る時も付けていた覚えがある。その当時は機械式時計はクォーツに押されて一時的に売れなくなったと聞いた。
 しかし、今機械式時計を求める人が増えていると時計店を経営する友人が話していた。蓄電池などが動力ではなく、ゼンマイを巻き、それが戻ろうとするエネルギーで多くの歯車を回し、時を刻む。
 自動巻きならば腕に付けて運動することによりゼンマイを巻き上げるので、動いていれば無限に動き続ける。良く考えてみれば究極のエコ商品だ。
 クォーツに比べれば誤差も多く、一週間に一度は時刻合わせをしたり、4〜5年に一度はオーバーホールなど手をかけなくてはならないがそこがまた良いのである。
 私はスイスメイドの時計を愛用しているが、社会人になり自分でお金をためて初めて買った機械式時計である。デイト表示も無い、とてもシンプルなものだが直径36mmでとても使いやすい。
 最近は日差が10秒程と少々早く進むようになってしまった。本来ならばオーバーホールの時期をとおに過ぎてしまっているが、毎日使い続けているとなかなかお店に持っていけないのが現状だ。
 機械物は手をかけることが楽しい。私達の製造する消防車も機械物だ、しっかりと整備をして運用することにより最高の性能を発揮するのである。
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