長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

良くやった、上村愛子

 昨日のモーグルに競技に参加した日本の上村愛子選手がメダルを期待されていたが、四位というとても悔しい結果となった。
 観戦していて思ったことは、本当に全力を出し尽くした素晴らしい滑りだったと言うことだ。メダルが取れなかったのは結果論だが、その他の選手の滑りがそれ以上だったという事だけである。
 上村愛子選手のモーグルにかける真摯な姿に感動し、その周りに対する思いやりを本当に素晴らしいと思った。昔から『心・技・体』と言うがそれを地で行っている。
 ただ、強ければ、上手ければ、そして勝てれば良いのではないと私は考えている。ある、スノーボードの選手が服装で注意され、それを記者会見で問われた時の、反社会的な態度は許されざる事だと思う。
 勝てばよいのだろう、やることをやっているから良いだろう、と言う価値観は非常に危険だ。ならぬ事はならぬのである。まだ、若いからと擁護する気持ちは分からないでもないが、間違っていることは毅然として叱る姿勢が周りに必要である。
 それが本当の愛情であり、それを理解することが現役を退いた後の彼の将来に大きく影響すると思う。同じような現象が企業の中でも見られ、それを正すことが社風を左右することになる事を私たちは理解している。
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