長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

沢屋のスイートコーンバタークリーム


 今日は企業視察の為に長野県へ出張である。抜けるような青空が秋の到来を感じさせてくれる。今から10年前、長野県には私たちの製造する消防車両は一台もなかった。その開拓の為に何度も上信越道を走った事を思い出す。
 今では、主要な消防局、消防本部、消防団の皆様に私たちのそれをお使い頂けるようになった。始まりは小さいが目的を明確にしブレずに努力すれば必ず、結果はついてくるのである。
 そんな事を思いながら上信越道を目的地に向かって走った。途中、同行したメンバーが沢屋のジャムを買いたいと言いだし、立ち寄る事にした。
 私は知らなかったのだが、沢屋のスイートコーンバタークリームは非常にレアものでネットでは売りきれて手に入らないそうだ。
 立ち寄ったのが本店だったのかは分からないが、お目当てのそれは20本程お店にあったのである。聞くともう並んでいるだけで売り切れれば来年の8月まで手に入らないという。
 思わず、買い求めてしまったのである。試食をしてみるとこれがまた形容し難い美味しさだった。
 今までは地元でしか消費されなかったものがインターネットというツールにより日本全体、いや世界中に発信できる時代になった。そのお陰で小さな商売が世界を相手にできると考えるとすごいと思う。
 ただし、それを実現させる為には本物である事が最低の条件だと思うのである。
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