長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

鬼軍曹と指揮官

 映画の中での鬼軍曹と言えば、部隊をまとめ、部下と指揮官の間を取りもち、部隊の作戦を成功に導くためには不可欠な存在である。
 士官ではないが、豊富な実戦経験を持ち、指揮官に必要な意見具申をする。指揮官は士官学校を卒業し、実戦経験が少なくとも指揮官として部隊をまとめなくてはならない。それをサポートするのが鬼軍曹の仕事だ。
 企業でも、経営陣は現場に精通している人ばかりではない。しかし、全体を眺めマネージメントを行う事で、組織をスムーズに運営し、目的を達成しなくてはならない。
 その為には、現場に鬼軍曹が必要なのである。分からない事は、アドバイスを受け現状を認識し、そして、的確に指示を出さねばならない。
 指示を出せば、その責任は自らが負わねばならない。最もマズイのは、アドバイスを受けず、分かったふりをして組織を混乱させることだ。
 これは、すべての部門にいえる事だ。いや、経営者そのものにも言える事なのである。プライドをかけるなら、目的の達成に掛けよう。聞く事を恐れるのではなく、聞かずに失敗する事を恐れた方が良い。
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