長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

礼を尽くす

 先日、協力会社の工場を訪れた時のことだ。それは、決して大きくない、ある意味で町工場と呼ばれるような規模の工場だ。
 しかし、一歩中に足を踏み込むと、とても活気があり、忙しそうに従業員の皆さんが動き回っていた。
 邪魔しないように、作業している横を通り過ぎると、こちらに気づいた従業員が、作業の手を止め、帽子をとってペコリと会釈をし、すぐに作業を再開した。
 この会社は、この数年で成長してきた企業であるが、その理由の一端を垣間見たように思う。お客様が、来られれば、挨拶をすることは当たり前のことである。
 その当たり前のことが、しっかりとできている企業は、意外に少ない。当たり前が当たり前にできることは、ものづくりの面でも、当たり前のことが当たり前にできているものなのだ。
 私たちの企業では、凡事徹底が経営方針に謳われているが、まだまだ、その域に達しているとは言えない。定性的なことだが、実は定量につながる大切なことなのである。
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