失敗する程身につく
『失敗する程身につく・・』
藤墳裕次氏は、トヨタではレクサスのプラットフォームの開発責任者に抜擢されその後、名も無いベンチャー企業に移籍した。
彼は、失敗するものづくりがしたかったと言う。トヨタのものづくりは、ある意味ではクルマを知らなくとも、社内の設計基準や生産技術要件を理解し、仕事を進めれば誰でも仕事ができる。
それも凄いことだが彼はそんなものづくりにものつくりを感じなくなってしまった。そして、当時は名も無い京都発のベンチャー企業GLMの門を叩く事になる。
確かに、まだ何もない企業だった。一方では何もないという事は一から自分で線を引けると言うことだと思ったのだ。
ものづくりは失敗する程身につくとい彼はいう。確かにシステム化されたものづくりは面白さがないのかもしれない。
昨日、記したが、今アナログのレコードが若者の間で静かなブームになってきているのは、0か1の世界がつくりだす音楽よりも、0と1の間にある曖昧さが人の感性に合うのではないか思うのだ。
世の中は大きなスパンで回帰している。
失敗する程身につく・・・なぜかとても気になる一言だ。
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