しっかりと育てていこう
今日、4月1日に1名の新入社員を迎えた。人は企業のなかで最も大切な財産である。人なくして企業の成長はあり得ない。
私たちの様な中小零細企業を取り巻く環境は依然厳しい。アベノミクスで金融、株式をはじめとする非実体経済は大きく動き、ある意味アベノミクスバブルともいえる様相を呈している。確かに、株価が上がり、企業の血液である金融が活発に動く事は歓迎すべき事だが、問題はこの血液が私たちの様な中小零細企業にどの様に働くかである。
実体経済が現実味を帯びて動き始めるには、タイムラグが存在することは間違いのない事実だが、それを待っていては成長する事は出来ない。どの様な状況下であろうと、お客様がお困りの事を解決する為の努力が成長のカギとなり、人への投資が企業の未来を約束すると信じたい。
新入社員を迎えるに当たり、責任の重さを痛感する。彼らを一人前の社会人として育てていけるか否かは企業の社風にかかっている。
社風は定性的なものであり、財務諸表には現れ難いが、間違いなくそれを支えるファクターのひとつだ。そして、もうひとつの大切なファクターは継承から伝承である。受け継いできたものを伝える仕組みを構築し、実践する事が新年度に向けての私たちの課題である。
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